デヴィッド・ボウイ、1997年7月に英フェスで収録されたライブ盤『ルック・アット・ザ・ムーン!』が2/12にリリース
デヴィッド・ボウイ、1997年7月に英フェスで収録されたライブ盤『ルック・アット・ザ・ムーン!』が2/12にリリース

 常に時代の先端を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。1990年代のボウイのパフォーマンスの模様を収録した6枚の作品からなるライブ・アルバム・シリーズ『ブリリアント・ライヴ・アドヴェンチャーズ』の第四弾となる作品の詳細が明らかとなった。

 シリーズ第四弾作品として2021年2月12日に発売となる『ルック・アット・ザ・ムーン!(ライヴ・フェニックス・フェスティヴァル 97)(原題: Look At The Moon! (Live Phoenix Festival ’97))』は、1997年7月20日にイギリスのロング・マーストンで開催されたフェニックス・フェスティヴァル出演時の模様を収録した未発表ライブ・アルバムだ。完全生産限定の2枚組CDと3枚組LPで発売となるこの作品は、他のシリーズ作品同様、デヴィッド・ボウイのオフィシャル・ストアとワーナー・ミュージック・グループのダイレクト・ストアのみの発売となり、ここ日本でもワーナーミュージック・ダイレクトにて予約注文が開始している。

 『ルック・アット・ザ・ムーン!(ライヴ・フェニックス・フェスティヴァル 97)』には、同年にリリースされたアルバム『アースリング』からの楽曲を中心に、様々な時代のボウイの楽曲が収録されているのに加え、ローリー・アンダーソンの「オー!スーパーマン」のカヴァーといった貴重な未発表ライヴ音源が収録されている。ちなみにこの「オー!スーパーマン」は、このライブが収録された7月20日の前日に、同フェスティヴァルにThe Tao Jones Index名義でボウイがシークレット・ショウを行った際も披露されている。

 このライブ音源に参加しているミュージシャンは、ヴォーカルとギター、サックスを担当するデヴィッド・ボウイを筆頭に、ドラマーのザッカリー・アルフォード、ベーシスト兼ヴォーカル兼キーボーディストのゲイル・アン・ドーシー(「オー!スーパーマン」ではリード・ヴォーカルを担当)、ギタリスト兼シンセ&ヴォーカル担当でありミュージカル・ディレクターも務めるリーヴス・ガブレルス、そしてピアノ/キーボードとシンセサイザーを担当するマイク・ガーソンの5人だ。

◎リリース情報
アルバム『ルック・アット・ザ・ムーン!(ライヴ・フェニックス・フェスティヴァル 97)』
2021/2/12 RELEASE
※CD、2LPともに限定生産商品のため、在庫が終了し次第販売終了。
<トラックリスト>
CD 1
01. Quicksand / 流砂
02. The Man Who Sold the World / 世界を売った男
03. Driftin’ Blues/The Jean Genie / ドリフティング・ブルース~ジーン・ジニー
04. I'm Afraid of Americans / アイム・アフレイド・オブ・アメリカンズ
05. Battle for Britain (The Letter) / バトル・フォー・ブリティン(ザ・レター)
06. Fashion / ファッション
07. Seven Years in Tibet / セヴン・イヤーズ・イン・チベット
08. Fame / フェイム
09. Looking for Satellites / ルッキング・フォー・サテライト
10. Under Pressure / アンダー・ブレッシャー

CD 2
01. The Hearts Filthy Lesson / ハーツ・フィルシー・レッスン
02. Scary Monsters (and Super Creeps) / スケアリー・モンスターズ(アンド・スーパー・クリープス)
03. Hallo Spaceboy / ハロー・スペースボーイ
04. Little Wonder / リトル・ワンダー
05. Dead Man Walking / デッド・マン・ウォーキング
06. White Light/White Heat / ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート
07. O Superman / オー!スーパーマン(ローリー・アンダーソンのカヴァー)
08. Stay / ステイ