スヌープ・ドッグがハリウッド殿堂入り、ユーモラスな受賞スピーチで笑いを誘う
スヌープ・ドッグがハリウッド殿堂入り、ユーモラスな受賞スピーチで笑いを誘う

 現地時間2018年11月19日、スヌープ・ドッグのハリウッド殿堂入り式典が行われ、星形プレートがお披露目されるとともに、記念の盾を米ハリウッド商工会議所の社長&CEOのリロン・グブラーより授与された。
スピーチの映像

 この日2,651人目となる星型プレートを、“レコーディング”のカテゴリーにおいて授与されたスヌープ・ドッグ。米LAの観光名所でもあるハリウッド・ウォーク・オブ・フェームで行われた式典には、クインシー・ジョーンズ、ドクター・ドレー、ファレル、2チェインズ、バトルキャット、ジージー、T.I.、タイ・ダラー・サインら数々の著名ミュージシャンが駆けつけ、ベテラン・ラッパーの晴れ舞台に華を添えた。

 通常こういった式典での受賞スピーチでは、家族や仲間、スタッフなどに感謝の意を表すものだが、30年近いキャリアを誇るスヌープは、長年インスピレーション源となってきた人物……自分自身に感謝するというユーモラスなスピーチ内容で観客の笑いを誘った。

 スヌープは「自分のことを信じた自分自身に感謝したい。これまで忙しく仕事をこなした自分に感謝したい。休みも取らずに頑張った自分に感謝したい。あきらめることをしなかった自分に感謝したい。いつでも人に与え、自分が受け取る以上に人に尽くしてきた自分に感謝したい。間違ったことではなく、より正しい行いをしようとしてきた自分に感謝したい。そしていつも自分らしくしてきた自分にお礼をしたい」となんとも彼らしい言葉で自身を労った。

 今年は、スヌープのデビュー・スタジオ・アルバム『ドギー・スタイル』がリリースから25年を迎えた、記念すべき年でもある。1993年11月にリリースされた今作は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。そして今年10月には、メインディッシュ、ドリンク、デザートなどをフィーチャーした初の料理本『From Crook to Cook』を出版するなど、多方面で活躍を続けている。

◎スピーチの映像
https://twitter.com/Variety/status/1064621108383539200