ブルーノ・マーズ、水道水汚染問題が続く米ミシガン州フリント市に約1億円を寄付
ブルーノ・マーズ、水道水汚染問題が続く米ミシガン州フリント市に約1億円を寄付

 ブルーノ・マーズが2017年8月12日に行った米ミシガン州デトロイトでのコンサートで、水道水汚染問題が依然として続くフリント市で暮らす子供たちを支援するため、100万ドル(約1億円)を寄付すると発表した。

 ブルーノとツアー・プロモーターのライブ・ネイションは、汚染水に含まれている鉛により健康被害を被った子供たちへの当面の課題や将来のニーズに対処するCommunity Foundation of Greater Flintに、デトロイト公演の収益の一部を寄付する。

 彼は声明で、「ミシガン州の観客の皆さんが僕と共にこの大義を支援してくださることにとても感謝しています。フリントの住民にとって、何年経っても困難は継続中であり、この災難に襲われた“our brothers and sisters”(僕らの仲間)を忘れないことが大切です。人として、特にアメリカ人として、どのコミュニティでもこのようなことが二度と起こらないよう僕たちは団結しなければなりません」とコメントした。

 ライブのメイン・セットを「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」で締めくくった彼は、前日にデトロイトを散策してモータウン・ミュージアムを訪れたことをMCで話したり、アンコールの1曲目にジャクソン5の「アイ・ウォント・ユー・バック」の一部を取り入れるなどして、公演にデトロイトのご当地色を加えていた。

 寄付について満員の観客に直接報告した彼は、「僕たちが自分の仕事を愛しているのはこれが理由なんだ。毎晩ステージに上がってパフォーマンスをする機会を与えられている。僕たちがここに集まって、一つ屋根の下で一緒に騒ぐことができて、こんなにもポジティブなエネルギーが溢れてる。僕たちが生きたいのはこういう世界なんだ」と語りかけた。


◎Bruno Mars Donates 1 million Dollars to Flint
https://youtu.be/5IP6SLlhPVk