米サブスクリプション型音楽配信サービス“Rhapsody(ラプソディ)”は、有料サービスの加入者数がこの1年で63%増加の170万人になったことを明らかにした。

 最高財務責任者のイーサン・ルーディンによると、加入者の増加は主に外国の携帯電話会社とのパートナーシップから生じたとのこと。Rhapsodyは10月にスペインの通信大手、Telefonicaと契約しており、これにより何十万ものラテンアメリカの加入者が別のサービスから移動してきたという。Telefonicaは同サービスの成長にどう関わったのか明らかにしていない。

 それでもRhapsodyは、600万人もの有料会員を抱えて世界のサブスクリプション型音楽配信サービスを牽引する“Spotify(スポティファイ)”にはまだまだ及ばない。