ラスベガスでのショーでさらわれていたウィリー・ネルソンの“アルマジロ”が、無事に戻ってきた。このアルマジロは剥製で、同カントリー・レジェンドのステージ・マスコットを務めているのだ。

 ザ・ウェスティン・レイク・ラスベガス・リゾートの職員の話によると、オル・ディロ(Ol' Dillo)と名付けられたこの“生物”は、3月31日のコンサート終了後に観客たちとネルソンが話をしている間に姿を消したという。

 ウェスティンのマーケティング・ディレクター、マット・ボーランドの話では、ネルソンのクルーが夜中に電話をしてきて、マスコットがいなくなったため監視カメラの映像を調べてほしいと頼まれたそうだ。

 ボーランドは4月1日の朝、ネルソンへ返してほしいと申し訳なさそうに車で近づいてきた男に靴箱を渡されたとのこと。その中にはアルマジロが入っており、その後、カリフォルニアのネルソンに送り届けられた。

 ネルソンのFacebookにはディロの名で「帰ってきたよ。ショーガールは素晴らしかった」と報告している。