昭和映画館の香りを藤里一郎が写真集に 〈アサヒカメラ〉|AERA dot. (アエラドット)

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昭和映画館の香りを藤里一郎が写真集に

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(C)Ichiro Fujisato

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 写真家・藤里一郎が写真集制作の新プロジェクトを開始した。女優・倖田李梨と、本年度に廃館が決まっている「上野オークラ劇場旧館」舞台に、昭和を生きた映画館から感じられるエロスを追求する作品を制作している。この『昭和映画館の香りと美』(仮題)という写真集製作にあたり、藤里は「ミライブックスファンド」にてクラウドファウンディングの仕組みを利用している。

 写真が持つ最大の役目は記録、と考えている藤里は、今回撮影を敢行した『上野オークラ劇場旧館』を始め、全国各地で営業しているピンク映画館を、女優・倖田李梨と可能な限り巡りその様子を収めたいと、今回のプロジェクトを立ち上げた。
 「戦後の混沌とした中から、生きるため、夢を実現しながら懸命に働く人々、その道には様々な困難、軋轢、障壁が立ちはだかりながらも、活力に満ちあふれていた昭和。そんな人たちの疲れを癒す明日のへの活力を、挫折、苦しみの助けになったのが、映画館だったのでは」と藤里は語る。
 当初、藤里は記録として残すためだけに撮影を行っていたが、「上野オークラ劇場旧館」での撮影を進めていくうちに、昭和の映画館の香りと美を多くの人の手に届けたいという気持ちが次第に強くなっていったのだという。現在は「上野オークラ劇場旧館」と広島の「的場有楽座」、栃木の「宇都宮オークラ劇場」で撮影をしており、今後、福岡や沖縄、宮城、関東近隣の歴史ある映画館でも同様の撮影を進めて写真集にまとめていく考えだ。


藤里一郎
1969年神奈川県生まれ。1990年東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業後、大倉舜二氏に師事。独立後、フリーランスに。藤里写心大学(写真スクール)主宰。代表作として、個展「キョリ。藤里一郎×有村架純」(2013年)、「キネマヌード写真展」(2009年)、「死神の精度」(2005年)、「死神の浮力 藤里一郎×伊坂幸太郎」(2013年)、写真集「REAL 錆びない、鋼鉄」(2006年)、「夢野ひなた FINAL2006.3.20」(2006年)、作家・伊坂幸太郎作品「死神の精度」カバー、イメージ写真担当。


関連リンク
ミライブックスファンドhttps://greenfunding.jp/miraibooks/howto

昭和映画館の香りと美https://greenfunding.jp/miraibooks/projects/731


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