『全身翻訳家』という著作もある。世界文学の開拓と古典新訳にあらん限りの情熱を傾ける(撮影/鈴木愛子)
ジェンダーや人種意識を持った作家を選んで訳しているように見える。だが、「私は作者の主張で読むことも、イデオロギーに影響されることも、登場人物への感情移入もない」。自分の言葉で文学を表現し、翻訳を究めようとしている(撮影/鈴木愛子)