水運による物流集積地として栄えた「江戸湊」を左に見て、眼鏡橋として親しまれた高橋を渡る5系統目黒駅前行きの都電。越前堀~八丁堀 (撮影/諸河久:1965年9月5日)
鍛冶橋通りの拡幅にともなって架け替えられた現在の高橋。道路の真下をJR京葉線が走っており、画面左端の高橋西詰めにはJR八丁堀駅B4出入口がある。 (撮影/諸河久:2022年1月17日)
越前堀薬局、香取鮨、翠江堂など、商家が軒を連ねる越前堀の風情に都電が良く調和する。越前堀(撮影/諸河久:1965年9月5日)
新川二丁目(旧越前堀)交差点の近景。20年前に手前を横切る八重洲通りが拡幅され、高層化された新川の街並み。旧景に写る長閑な風情は昭和の憧憬となった。(撮影/諸河久:2022年1月16日)
始発の永代橋停留所から目黒駅前までロングランする5系統の都電。都電後部の永代通りでは、営団地下鉄(現東京メトロ)東西線の建設が本格化し、道路上には残土搬出櫓が林立していた。永代橋~越前堀(撮影/諸河久:1965年9月5日)
永代橋停留所付近の近景。鍛冶橋通りに旧東新川橋跡の起伏が残っている。右端のガソリンスタンドの存在が定点撮影の目安となった。(撮影/諸河久:2022年1月17日)