プロにも愛用者が多い35ミリレンズ
広角でマクロレンズであることは大きなアドバンテージ。マクロといえばF値は抑えぎみのものが多いが本レンズはF1.8の大口径。画質は良好■キヤノンEOS R・ISO800・絞りf2.8・AE・+0.3補正(撮影/赤城耕一)
開放F値1.8の明るさで重量約280グラムと小型・軽量。ミラーレス用のレンズの特性か最短撮影距離0.22メートル、最大撮影倍率0.24倍と簡易マクロレンズといっても過言ではない能力。絞りを開くと標準レンズ系マクロレンズと見分けがつかない美しい描写をする■ソニーα7 III・ISO200・絞り開放・AE(撮影/赤城耕一)
35ミリは、これまでの写真生活でもっとも多用してきたレンズ。画角、被写界深度、ボケの大きさは撮影前に予想がつくので、呼吸をするように撮影できる。平凡な写真ができてしまう危険もあるけど、絞りの選択、撮影距離、アングルで多様な写真を作ることができる■キヤノンEOS R・ISO800・絞りf2.8・AE・+0.7補正(撮影/赤城耕一)
44×33フォーマットのハッセルブラッドXシリーズの交換レンズ。35ミリ判換算の画角で35ミリ。実焦点距離でみると、フルサイズ35ミリフォーマットでは標準レンズ相当の焦点距離になる。50ミリよりもやや深い被写界深度だが使用した印象では、パンフォーカスにするにはそれなりの絞り込みが必要だ。屋外では少し絞り込み、きっちりとディテールを描写していくという使い方のほうが合っている■ハッセルブラッド X1D II 50C・ISO400・絞りf16・AE(撮影/赤城耕一)