ぐいぐい撮れる大きなカメラ「ニコンZ 7」
新しいミラーレスカメラの登場によって、スナップショットの領域は明らかに広がりました。この写真はそのひとつニコンZ 7で撮影したものです。オープンスイミングの会場で選手たちが人工の渚を走っていきます。カメラを低い位置に構え、背面液晶モニターを引き起こして連写しました。水しぶきが上がる様子はまるでスポーツ写真です■ニコンZ 7・ニッコールZ 24~70ミリF4 S・ISO800・絞りf13・AE・-0.3補正(撮影/大西みつぐ)
すいすい撮れる小さなカメラ(1)「ニコンCOOLPIX A(生産終了品)」
このような小さなカメラで撮影すると、撮り手の気配が消えてしまいます。一眼レフは説き伏せるようにぐっと撮りますが、こちらは、ふーっと入っていく感じ。車のボディーとシルバーのカメラに降り注ぐ光がポイントで、自分の影も入っている。そこをちゃっちゃっちゃと撮った。大きなカメラ向きのシーンではありません■ニコンCOOLPIX A・ISO400・絞りf8・AE・マイナス0.3補正(撮影/大西みつぐ)
すいすい撮れる小さなカメラ(2)「リコーイメージングGR III」
東京・夢の島公園の熱帯植物館前でサンバの人たちが踊っていました。みなさんがふわふわっと出てきたとき、ついていって、ふわふわっと撮った写真です。広角レンズつきで軽快に撮れるコンパクトカメラならこうして、すーっと入っていけます■リコーイメージングGRIII・ISO800・250分の1秒・マイナス0.3補正(撮影/大西みつぐ)