高い建築物を下から見上げるアングルで撮影。いかにも28ミリレンズらしい再現性。新しい建築物ならばこの手法は使えるが、古い建物では不自然な表現に見えることがある。単にパースペクティブが強い表現では見飽きてしまう可能性も●EOS R・EF28mm F2.8 IS USM・AE(絞りf11・3200分の1秒)・ISO400・AWB・RAW
ニコン AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G Fマウント用の最新F1.8単焦点レンズシリーズの中では一番のオススメ。0.25メートルの最短撮影距離もいい。せっかくなので、もう少しデザインを凝ってくれればと思う。税込実売8万8970円
キヤノン EF28mm F2.8 IS USM 本特集でも多用した。小型・軽量・高性能。手ブレ補正内蔵なので、微光量下でも問題なく使える。EOS Rにもなかなか似合う。こうした地味なレンズを用意していることに敬意を表したい。税込実売5万8660円
シグマ 28mm F1.4 DG HSM|Art 作り込み、性能面、価格でも純正レンズと真っ向勝負して勝利する勢いを感じる名玉。少々F値は暗くてもいいから
ライカカメラ ライカ ズマロンM f5.6/28mm オリジナルは1955~63年製造。地にうすく入る写真はその当時のもの。現代のレンズとは違ったクラシックレンズらしい写りだ。税込実売34万5600円
コシナ/カール ツァイスZEISS Otus 1.4/28 大きさも重さも、日本のメーカーでは到底不可能であろう設計を実現してしまうツァイスのすごさ。28ミリの頂点。性能は完璧だが、どうやってフォーカスを正確に追い込むかが悩ましい。こんなレンズがあってもいい。税込実売58万1880円
パナソニック LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH. 重量わずか約55グラム。5群6枚構成のシンプルさ。線が少し太く厚ぼったいような描写をするけど、よい再現性だ。ボディーキャップと見まごうほどの薄さ。税込実売3万1550円