24-70mm F2.8 DG OS HSM|Art
OS(手ブレ補正)の4段分の補正に期待して思い切って絞り込み、低速シャッターになるようにし、通り過ぎる自転車のブレ効果を狙って街頭でスナップした。手ブレ補正の利きは十分あり信頼性が高い。期待どおりの静と動を同時に表現した。歪曲収差の補正も優れており、純正レンズに負けない描写である●51ミリ時・キヤノン EOS 5D MarkIII・AE(絞りf16・10分の1秒・-1補正)・ISO100・AWB・RAW
テレ端でも、鏡胴の形が大きく変化しない。だらしなく見えないところは高く評価したい。フォーカスリング、ズームリング両者のトルク感もいい。雨上がりのスナップで、光の強さは期待できなかったが、高いコントラストの再現性でヌケがいいことに驚く。非常に高画質だ。加えて、まっすぐなものがまっすぐに写る当たり前のすごさを感じる●70ミリ時・キヤノンEOS 5DMarkIII・AE(絞りf4・500分の1秒・-0.7補正)・ISO200・AWB・RAW
レトロな洋品店。ワイド端も周辺までの画質の均質性のよい描写だ。重量級レンズで、全体は大きいけれどフルサイズクラスの一眼レフとのバランスはよく、少なくとも撮影しているときには重量は気になることはいっさいない。ただし収納時には鏡胴が太いので、カメラバッグの間仕切りは変えることになるだろう●24ミリ時・キヤノンEOS 5D MarkIII・AE(絞りf8・10分の1秒・-0.7補正)・ISO200・AWB・RAW