大阪市在住の藤岡美千代さん。「なぜ父は46歳で死ななければならなかったのか。幸せに生きる権利を奪った国の責任を問いたい」と語る(photo 大久保真紀)
海軍帽をかぶった父・古本石松さんの22歳当時の写真。母の死後、和だんすの中に裏返しに入っていたのを見つけた(photo 藤岡美千代さん提供)
父の写真は目に入らないように黄色いハンカチで包んで、自宅の階段に保管している。隣は生前の母。(photo 大久保真紀) 1歳半の娘をはね飛ばした
自宅1階で喫茶店を開く藤岡美千代さん。戦争に加担しない、戦争を許さない、という思いを込めて、店の前に「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」がスローガンを掲げている=2025年7月15日、大阪市(photo 大久保真紀)