【下山進＝2050年のメディア第53回】電通はいかにしてプラットフォーマーに敗れたか？元電通マンの告白

2005年。当時の電通の副社長高嶋達佳（右）と長澤秀行。高嶋は長澤が新聞局にいた時代新聞局長を務めており、インダラクティブコミュニケーション局を創設した役員だった。「あらたにす」を支援する他、独自のプラットフォームを持つ必要があると考えて「そのプラットフォームに活用するサーチエンジンもGoogleでなく独自のものをとNTTグループと相談もしていた」(長澤)という（写真・長澤氏提供）

長澤秀行。文藝春秋の広告担当の常務小濱千丈によれば、「メディアを支えようとする情熱は純粋すぎるほど純粋な人（撮影・横関一浩）