朴鐘顕(パク・チョンヒョン)被告
朴被告の自宅の玄関に飾ってあった家族写真。「授業参観の時、他の子たちが『今日うちの親来てるんだよね』って嫌そうに言うんですけど、ちょっとうれしそうで。そういう時、『あ、私のところは(親が)いないんだった』って思います」(次女)
子ども部屋の扉の外側には、錯乱した佳菜子さんが包丁を突き立てたとみられる傷が12カ所ついており、扉は今も警察に押収されたままだ
朴被告の4人の子どもたちと、亡き妻・佳菜子さんの父(左)と、朴被告の実母(左から2番目)。「パパが帰ってきたら、タックルをきめようと思います。なんで今までいなかったんだよっていう気持ちと、おかえりっていう気持ちをこめて」(次女/右)
朴被告の4人の子どもたちと、亡き妻・佳菜子さんの父(右から2番目)と、朴被告の実母(右)。次男(右から3番目)は取材後、朴被告に手紙を書き、「ぼくもインタビューしたよ。がんばったよ。さいばんきっとかつよね。パパ早くかえってきて」と伝えた。手紙を書きながら、「この便箋が全部使い終わっても帰ってこないのは嫌だね」と話していたという
朴被告の自宅の子ども部屋。事件の夜、三段ベッドの一番上で寝ていた長女は、子ども部屋に逃げてきた朴被告の姿を見たという
朴被告の自宅の階段。佳菜子さんはここで首をつったのか、それとも朴被告に突き落とされたのか――弁護側と検察側の主張は真っ向から対立している
佳菜子さんの父が書いた、朴被告の無実を訴える上申書