輪島市の「朝市通り」があった火災現場。空襲にでもあったかのような惨状が広がる。鼻の奥を刺すような刺激臭が漂ってくる
火災現場では、何台もの車が焼け焦げていた。いたるところで白い煙があがり、消防隊員が残火処理にあたっていた
エントランスの地面が大きくゆがんだ、輪島市役所庁舎。「ビスケット」と書かれた段ボールを持ってきた男性たちに、女性が笑顔で駆け寄る
市役所庁舎で、ご近所さんたちと身を寄せ合う女性たち。「お願いだから持って行って。気持ちだから」と、記者の手にバウムクーヘンやパンを握らせてくれた
1階部分から折れた輪島塗の「五島屋」本社ビル。3日夜、下敷きになっていた女性が救出されたが、死亡が確認された
ぺしゃんこにつぶれた民家。近隣住民によると、この家に一人で住んでいた65歳くらいの女性と連絡がとれないという
火災現場近くの墓地。火の手はまぬがれたものの揺れによる損傷が激しく、墓石が倒れて中が見えていたり、地蔵の頭がとれて転がったりしていた
池高精一さんの自宅。2階の工房は損傷が激しく、漆器を乾かすための収納庫「塗師風呂(ぬしぶろ)」がある部屋の戸は開かなくなっていた
伝統工芸である輪島塗の店も、数多く被災した。朝市通りにある「涛華堂 八井浄漆器本店」は、営業再開の目途は立っていないという
仕出し料理店「作治」の前に立つ、店主の田腰弘治さん。「天災は何十年かにいっぺん起こるし、作った物はいつか壊れる。当然や。壊れたら、また一から作ればいい!」
アスファルトの道路がまるで海のように波打ち、いたるところで車が乗り捨てられていた
倒れた電柱によって電線が大きくたわんでいる。街を歩いていると、ちぎれた電線の切れ端が頭に触れそうになり、恐怖を感じた