ミノルタCLE、ミノルタα-7000などを経て、現在メーンで使っているパナソニックルミックスL10。現代建築は撮る気がしないということで、被写体は歴史ある建物。正面から撮るのでレンズは歪まない限界の14ミリから50ミリのズームレンズが気に入っている。カメラ選びは人任せで「知っている機能はシャッターとプレビュー、あとは消去。一日を振り返りながら、いらないのを消すのが楽しい」と笑った
フランス・オーベルニュ地方にある奇想遺産、ル・ピュイ・アン・ブレ。岩の頂上にある教会は10世紀後半に建てられた。なんとも不思議な外観だが、内部も予想外のつくりだったという
奈良・三輪山から大和三山と生駒山系を撮影。以前は建物だけだったのが風景も撮るようになり、今は建築と風景がお互いを引き立て合うような状態に関心があるという
藤森さんが設計した京都・徳正寺の茶室「矩庵」。地面から上げ、樹上に造られている。15時ごろ、庭のアーチの影が障子に映ったところをシャッターを切った