「一番大変で、一番つらいのは、ニコ自身。それに比べたら、介護やリハビリに時間やお金や労力がかかることを、私たちが大変だとかつらいとは思いません」と向井さん夫妻。現在、ニコは、再び自分の脚で歩けるようにと、週に2回、水中のトレッドミルで後脚を動かすリハビリにも通っている(撮影/関口達朗)
菅原夫妻は毎日数回、カブに排尿や排便をさせる。そのほか、カブの下半身を冷やさないため、後肢を曲げ伸ばす1日100回のマッサージも大切な日課だ(撮影/臼井京音)