連続ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系)が4月11日にスタートした。その記者会見は同4日に撮影スタジオで開かれ、主演の吉高由里子(29)や共演の安田顕(44)らが出席した。このドラマは阿川佐和子氏の同名シリーズ小説が原作で、吉高が演じる駆け出し検事が悪戦苦闘しながら成長する姿を描いた作品だ。
一方、安田は吉高とバディを組む検察事務官役だが、会見で吉高について「誰も見てないときに私の首を絞めるのはやめて」とイタズラされていると“暴露”。これに対し、吉高は「安田さんは全てを受け止めてくれて。だからイタズラが過剰化してきちゃって……」と告白した。そんな吉高の座長ぶりに、他の共演者たちからも「気取ってない」「自然体で天真爛漫」と絶賛の声があがった。
連ドラの主演女優として撮影に励んでいる吉高だが、「共演者の首を絞める」とは、相手によっては怒られてもおかしくないようなイタズラである。
だが、共演者たちの声を聞くと、現場では愛されているようだ。テレビ情報誌の編集者は「過去に共演した俳優にも、たびたびイタズラを仕掛けていますよ」とエピソードを明かす。
「2010年に放送された主演ドラマ『美丘-君がいた日々-』(日本テレビ系)の制作発表でも、共演した寺脇康文が吉高のイタズラについて語ってました。吉高の役どころは、難病を発症し限られた命を懸命に生きようとするヒロインで、寺脇はその父親役。ですが、撮影現場では吉高が寺脇の体をくすぐるどころか、乳首まで触ってきたそうです。しかも、『女子より敏感~』みたいなセリフ付きだったと制作会見で語っていましたね」
「美丘~」といえば、吉高が連続ドラマで初主演した作品だ。そんな中での、この立ち振る舞いを見ると、根っから天真爛漫なキャラクターなのだろう。さらに「あの大物俳優にも……」と前出の編集者は続ける。
「映画『真夏の方程式』(2013年公開)で福山雅治と共演した際、吉高は福山が待ち時間に読書をしながら黒こしょうせんべいを食べているところを目撃し、本に夢中になっている隙にせんべいの袋ごと隠したと舞台挨拶で明かしていました。で、福山はそのイタズラに気付かず、せんべいを取ろうと手を宙に彷徨わせていたとか。その姿を観察していたら、睨まれたそうですが、舞台挨拶では『その時の福山さんの顔が忘れられない、みなさんに見せたいな~』と言って、会場を盛り上げてましたね」