――吹奏楽部で活動されていた時から「モーニング娘。」に入りたいと思われていましたか?
横山:そうですね。小学6年生の時に「モーニング娘。」の存在を知り、憧れていました。小さいころからジャズダンスを習っていて、歌も好き。吹奏楽部に入って定期演奏会の司会をしたり、演出をしている中で、「もっと人に喜んでもらえるパフォーマンスがしたい。アイドルになってみたいな」という思いが強くなりました。
――吹奏楽部の活動は今の「モーニング娘。’17」の活動にどう役立っていますか?
横山:「モーニング娘。’17」は、16ビート、リズムを大切にしています。周りの音を聴かないとリズムは取れませんし、歌えません。また、ユニゾンで歌う場面も多いのですが、周りと声を合わせながら心を一つにしないと揃わない。吹奏楽で学んだことは全てに役立っています。
――横山さんにとって、吹奏楽とは何ですか?
横山:第一の人生です。そして、吹奏楽部のおかげで、今、第二の人生「モーニング娘。’17」の横山玲奈があるのだと思います。
――12月6日に、新しいアルバムが出ましたね。
横山:はい。3年ぶりのアルバムで、私にとってははじめてのアルバムです。吹奏楽もクラシックからJポップまで色々演奏すると思いますが、このアルバムにもさまざまなジャンルの曲が入っています。だから「この曲が好き」という一曲を見つけてもらいたいです。
――最後に、吹部で頑張る中高生へのメッセージをお願いします。
横山:時には「もう無理」っていう瞬間もあるかもしれません。誰もが心配で、不安もある。それをみんなで乗り越えて一つになれたとき、本来の力を発揮できるのだと思います。今という時間を仲間たちと精一杯大切に過ごしてほしいですね。
(インタビュー/オザワ部長、構成/MARU)