お笑い芸人・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(43)が9月23日、AbemaTVの特別番組「田村淳(ロンドンブーツ1号2号)緊急重大発表・生放送」に出演し、都内にある青山学院大学の受験に“挑戦”することを発表した。
「淳さんは、偏差値32の高校だったなどと自虐的に言っていますが、一方で、テレビでのコメンテーターなどを務め、社会的な発言も多く、またビジネス的な仕掛けもうまい。むしろその地頭の良さが、一般的にも知られている存在です。淳さんは受験の理由について、学校の勉強をすべて放棄してきたという学生時代を振り返りつつ『もうすぐ44歳で、勉強したいという欲がとても沸いた。それをスタッフに言ったら受験のお話を頂いた』と説明していた。大学を目指すことが、面白いコンテンツになるという着眼点からなのでしょう」(民放バラエティー番組制作スタッフ)
確かに、社会人である芸能人やお笑いタレントが「大学に行く」というテレビの企画で受験するケースは少なくない。つい最近も「得する人損する人」(日本テレビ系)で、オードリーの春日俊彰(38)が東大受験を目指している。また過去には「進ぬ!電波少年」(日本テレビ系)で「電波少年的東大一直線」という企画もあり、お笑い芸人の坂本ちゃんが東大を目指すその姿は、番組内で人気コンテンツとなったこともある。
一方で、番組の企画ではなく、芸能人がプライベートで大学を受験するケースもある。
「有名なところでは萩本欽一さん(76)ですね。2015年春に駒沢大学の社会人入試制度で仏教学部に合格し、大学に入学しました。今年の話だと、9月に元タカラジェンヌの真矢みきさん(53)が、高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)を受験し、5科目すべて合格していたと発表していました。彼女の場合、『人生の穴を埋めたい』とコメントしていましたね」(週刊誌の芸能担当記者)
さらに、そのまんま東こと東国原英夫(60)は専修大学卒業だが、2度目の離婚をきっかけに2000年に早稲田大学を受験して入学。その後、政治家を目指して宮崎県知事となった。今回の淳の件も、過去に何度か噂のあった「選挙出馬」との関連性を指摘する声もあったが……。