100mに続き、この日の200mでは日本新記録を更新してリオ五輪内定を決めた福島千里。25日撮影。(写真:Getty Images)
100mに続き、この日の200mでは日本新記録を更新してリオ五輪内定を決めた福島千里。25日撮影。(写真:Getty Images)
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 6月26日、愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開催されていた、リオデジャネイロオリンピック代表選考会を兼ねた第100回日本選手権が大会最終日を迎え、福島千里と大迫傑が2種目目の五輪内定を決めたほか、この日は新たに5名がリオ五輪に内定した。

 女子200mでは福島千里が22秒88の日本新記録をマークし、前日の100mに続いて優勝。2種目目のリオ五輪内定を決めた。また、男子200mでは参加標準記録を破っていた飯塚翔太が20秒11という好タイムで派遣設定記録も破り、藤光謙司、高瀬慧といったライバルを抑えてリオ五輪に内定した。

 男子5000mでは、大迫傑が前日の10000mに続いて優勝し、2種目でリオ五輪出場に内定。このほか、男子110mハードルで矢澤航、女子5000mで尾西美咲、女子400mハードルで久保倉里美、男子走高跳で衛藤昂がそれぞれ優勝し、リオ五輪出場を確実にした。

 この結果、今大会では、男子100mのケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀らをはじめ、19名がリオ五輪出場に内定した。