4月5日、競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は大会2日目を迎え、男子100メートル平泳ぎ決勝に北島康介が出場するも、59.93で2着。派遣標準記録をクリアできず、この種目での五輪出場権獲得はならなかった。
5大会連続での五輪出場を狙う33歳の北島は、前日の準決勝で59.62の好タイムをマークし、この日の決勝に駒を進めていた。五輪出場の条件は決勝で2着以内に入り、なおかつ派遣標準記録(59.63)をクリアすること。この日の北島は小関也朱篤に次ぐ2着に入ったが、タイムは59.93で届かず、この種目での五輪出場権獲得を逃した。また1着の小関も、派遣標準記録にわずか0.03秒及ばず、五輪出場を逃している。
北島らは今後、200メートル平泳ぎでの五輪出場を目指す。
一方、女子100メートルバタフライでは、前日の準決勝で自身の持つ日本記録を更新した15歳の池江璃花子が57.71で優勝。派遣標準記録(57.77)をクリアし、見事に五輪出場を決めた。