「『真田丸』の打ち合わせを終えて、渋谷の喫茶店で、長時間台本と格闘している姿が、写真週刊誌に撮られました。堺が喫茶店やカフェで台本を読み込むのは独身時代からの習慣なんです」(前出の芸能関係者)
確かに、堺自身も「本を読むのが大好きで、休日は落ち着く喫茶店を探して、3軒はしごするほど」とインタビューなどで話している。
堺が独身時代からよく通っているカフェのオーナーは当時のことを懐かしそうに話してくれた。
「子供も生まれて、またウチから足が遠のくと思うと寂しいけど、頑張ってもらいたい。日差しの強い窓際の席に座り、いつもずっとひとりで、静かに夕方まで台本やら本を読んでいた。その姿はまるで孤独な王子様のようでしたよ(笑い)」
結婚後も“孤独な王子様”は変わっていないようだが、もしかして、子供を抱っこしながら、ドラマのセリフを覚える光景も見られるだろうか。
前出のカフェのオーナーも、パパになった堺の来店を心待ちにしていると語る。
「真面目すぎる感じもあるから、子供から学ぶこともあるだろうね。ぜひ子供を連れて来てほしい。ミルク出すから(笑い)」
真田信繁は、豊臣家を守るため、大坂城に難攻不落の砦「真田丸」を築いたが、堺雅人の“堺丸”はいよいよ新しい門出を迎える。
(ライター・今村誠人)