俳優の堺雅人(41)が4月からスタートする「Dr.倫太郎」で日本テレビの連続ドラマに初主演する。
しかも、脚本は連続テレビ小説「花子とアン」(NHK)や「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)などで知られるヒットメーカーの中園ミホさん。さらに、演出は映画『舞妓Haaaan!!!』やドラマ「Mother」などで知られる水田伸生氏という最強の布陣で臨むという。同局の次屋尚プロデューサーが「新たな伝説ドラマを誕生させるべく、社運を賭けて臨みます」と意気込むのも当然だろう。
「今回、堺が演じるのは天才精神科医。まるで、男性版『ドクターX』を想像してしまう設定です。堺と中園のタッグといえば、テレビドラマ界で最も数字が稼げる2人で、どの局も今一番欲しい人です。特に堺は3年先までスケジュールが決まっていると言われるほどの売れっ子ですからね」(テレビ局関係者)
堺が主演した「半沢直樹」(TBS系)も「ドクターX」も続編が期待される高視聴率ドラマだが、いずれも今のところ予定はないという。昨年11月に放送された人気ドラマ「リーガルハイ・スペシャル」(フジテレビ系)の完成披露試写会で、堺は「マンネリ気味で、現場にいい空気が流れていない」と衝撃発言したが、どうやら“続編”はあまりお好きじゃないようだ。
「堺は脚本を読んでからオファーを受けるかどうかを決めるのですが、もともと、堺の大ファンだという中園さんが温めていた脚本だったそうで、堺も即OKしたそうです。堺は2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』に主演することも決まっています。『Dr.倫太郎』が文字通り伝説のドラマになれば、来年の大河の成功も間違いないでしょう」(同)
“失敗しない”脚本家と組む堺が、自ら半沢に「倍返し」するかも!?
(ライター・戸崎圭子)