「半沢直樹」の続編に主演する堺雅人 (c)朝日新聞社
「半沢直樹」の続編に主演する堺雅人 (c)朝日新聞社
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「やられたらやり返す。倍返しだ!」。その決めゼリフは老若男女の口の端にのぼり、「倍返し」は2013年の新語・流行語大賞にもなった。ドラマ「半沢直樹」(TBS系)が今春、7年ぶりに帰ってくる。

 1作目は最終回の視聴率が平成の民放ドラマ史上トップの42.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。2作目も大ヒットとなるか。ドラマライターの田幸和歌子さんは言う。

「やはり『あの半沢直樹』の続編ということで、一定の人気は保証されているのではないでしょうか」

 いっぽう、ドラマ評論家の吉田潮さんは、「まったく期待していないです」と斬り捨てる。「あの流行以来、二番煎じ、三番煎じ、それこそ十六番煎じぐらいまで、似たようなドラマを見せられてきた印象があります(笑)。そのうえで、新しさをどう出すのかというとちょっと……」

 帰ってくるのは、半沢ばかりではない。日本テレビ系は篠原涼子主演「ハケンの品格」が13年ぶりに、さらにテレビ朝日系は木村拓哉主演の「BG~身辺警護人~」、フジテレビ系は織田裕二・中島裕翔ダブル主演の「SUITS/スーツ2」。共通しているのは、大物主演作の“続編”という点だ。

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