
臨時休校で子どもと家にこもり切りのお父さんお母さん! 毎日いかがお過ごしですか? つらい? ですよね。突然の休校要請から約3週間、もう親子共に息切れ状態なのでは。アメリカも同様で、我が家も4歳児と1歳児を抱えて自宅に引きこもる日々。特に4歳の娘とわたしの関係は着実に悪化しつつあります。娘はあり余る体力を発散し、わたしはちょっとしたことに声を荒げてしまい。怒られ続けた娘は「プリスクールに戻りたい、お友だちは怒らないもん」と泣き、泣かれたわたしは大人げなく怒りを増幅させる──ああ、悪夢。親子にも距離感って必要ですよね。
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日本と同じくアメリカ各州でも続々と休校・休園が決まり、2020年3月16日時点で少なくとも6万9千の学校が休校中もしくは休校予定だそうです(出典:Education Week)。全米には公立・私立合わせて13万2853の学校が存在するので、実に半数以上が休みだということです。この記事がアップされる3月24日には、その数はもっと増えているでしょう。おまけに企業も次々と在宅勤務を要請しているので、働くパパママたちは家で子どもを見ながら仕事をしなければいけません。いやー、ムリムリ。そこここで上がる悲鳴を聞きつけ、もともと子どもを見ながら家で働いていたよ~という在宅ワーカーたちが家で過ごすコツを公開しはじめているので、そのコツを日本のみなさんにもシェアしたいと思います。
そのコツとは──。「子どもの相手なんぞしなくていい」。以上。
在宅ワーカーだけでなく、専業家庭の人々も同じことを言います。わたしの周りには子だくさんの専業主婦たちが多いのですが、彼女らがよく口にするのが、”You don’t have to constantly entertain your kids.”という言葉。つまり、「子どもを常に楽しませる必要はない」ということです。アメリカ、特に都市部には習い事の教室や学習教材が山ほどあり、教育熱心な親たちは生後6カ月にも満たない子を音楽教室に連れて行ったり、おもちゃや文房具類を毎週のように新調したりと過激な印象なんですが、「そんなに子どもの機嫌をとる必要はない、子どもは退屈さから創造性をはぐくむんだから放っておけばいいんだ」というのが穏健派の意見です。