日本ハムという挑戦を後押ししてくれた球団。常に味方でいてくれた栗山英樹監督。大谷を取り巻く環境も大きかったのは間違いない。しかしそれらを最大限活用できた大谷の人間力があったからこそだ。大谷と藤浪。早くから注目され結果を出してきた2人であり、周囲からの誘惑は同様にあったはず。惑わされることなく進んできた結果が現状なのだろう。

 大谷を支えているのは夢に向かい挑み続ける断固たる覚悟。さらなるアメリカンドリームをつかむために、大谷は今後も進み続けるだろう。そして藤浪がどのような道を歩むかにも注目したい。まだ20代半ばであり再び輝くだけの時間と可能性は残っている。本人の覚悟ひとつで状況も激変すると思うのだが……。

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