林:誰のファンかというのは、ウチワでわかるんですか。

坂本:写真つきウチワなので、“成績表”がすぐ見えるんです(笑)。

林:ヤな感じですね、それって。

坂本:でも、イヤではなかったです。「ありがたいね」って3人で言ってました。あの2人のおかげで僕たちもデビューできたよね、みたいな感じで(笑)。

林:冷めた感じだったんですか。

坂本:そうですね。Jr.の中でもいろいろあって、それを見て経験してきた僕らだったので、「デビューできて最高じゃん」みたいな感じでしたね。

林:ジャニーズのグループのすごいところって、グループとしてもすごいけど、一人ひとりも活躍して、また輪になるときは輪になるというところですよね。V6も二つに分かれて活動したり。

坂本:ジャニーさんのおもしろいところは、ただ仲良くはさせないというか、光GENJIにたとえると、光vs.GENJIで、一つのグループの中に二つのグループをつくるというところですよね。僕らもそうですけど、それはおもしろい考えだし、それがあったから僕らV6もこうしていられるのかなと思いますね。

林:トニセン(坂本、長野、井ノ原)とカミセン(森田、三宅、岡田)ですね。

坂本:はい。仲悪くはないんですけど、当時は年齢的に上と下に分かれていたので、考え方もダンススタイルも経験も違っていて、話す共通テーマがなかったんです。でも、10年20年たつとそんなこともなくて、今は会えばふつうの家族の集まりみたいな感じで。

林:坂本さん、48歳なんですよね。私、若いときから知ってるから、「もう48歳?」と思ってびっくりしましたよ。

坂本:僕も、いちばん下の岡田が今年40歳になるって聞くと、ちょっとびっくりしますけどね。

林:坂本さん、きょうお会いして近くで見たら、ほんとにカッコよくて見とれてしまいましたよ。毎日走ってらっしゃるんですか。

坂本:いや、してないですね、僕は。走るのが苦手なので。

林:ジムに行ったりは?

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