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5月は一気に高温傾向へ。特に2日は東北でも25度以上の所が増えて、関東甲信の内陸部は30度近くまで上がる所があるでしょう。

低温傾向から高温傾向へ

4月は全国的に気温の上がり方が鈍く、度々、寒の戻りとなりましたが、5月に入ると一気に高温傾向へと変わります。この時期としては暖かい空気が流れ込んで、最低気温、最高気温ともに平年より高い所が多くなるでしょう。

4月最終日 朝と日中の気温差大

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きょう29日(水)は西日本で25度くらいまで気温の上がった所がありましたが、本格的に暖かい空気が入り始めるのは、30日(木)からです。あす30日(木)の朝は、まだ少しヒンヤリ感が残り、最低気温は3月下旬から4月上旬並みの所もあるでしょう。日中は日差しの届く所が多く、気温がグンと上がります。九州から東海、甲信では25度以上の夏日となる所があり、北海道でも20度を超える所があるでしょう。朝と日中との気温の差が大きくなりますので、調整しやすい服装がおすすめです。

5月初め 夏日続出 暑さのピークは

1日(金)はさらに気温が上がって、夏日地点数は倍増します。九州から東海、甲信だけでなく、関東や東北でも夏日となる所が出てくるでしょう。特に2日(土)は暑さのピークとなります。東北も含めて25度を超える所が増え、関東甲信の内陸部では30度近くまで上がる所があるでしょう。「7月並み」という所もあって、「今年これまでで一番の暑さ」を続々と更新しそうです。

湿気たっぷりの不快な夏の蒸し暑さとは違い、5月はまだ比較的カラッとした暑さではありますが、体はまだ暑さに慣れていない時期です。庭の草むしりなど、日差しの下での活動は、油断せずにこまめに水分を摂るようにしてください。

GW後半は一転、寒気予想も

なお、3日(日・憲法記念日)から4日(火・みどりの日)にかけては曇りや雨の所が多く、季節先取りの暑さはいったん和らぐでしょう。ただ、西日本を中心に引き続き暖かい空気に包まれるため、5日(火・こどもの日)から6日(水・振替休日)は再び夏日の所が増えそうです。一方、東北や北海道では冷たい空気が流れ込んで、気温の上がり方が鈍くなる可能性もあります。まだ気温の予想に幅がありますので、最新の天気予報を確認してください。