一方、離婚によってママタレの「仮面」を剥がされたのは木下優樹菜(32)やあびる優(33)だろう。

「木下はタピオカ騒動が引き金となって離婚したかのように見えますが、もともと夫婦の間に問題がくすぶっていたのだと思います。ただ、あのタピオカ騒動での振る舞いはママタレ以前に、タレントとしても今後は厳しい状況が続くと思います。あびる優も、夫にあそこまで赤裸々に暴露されては、これからシンママとしてやっていくのは難しいでしょう」(川内さん)

 また、もし離婚してシンママになったとしても、まったく好感度が下がることなく一層応援されるのは、杏だと川内さんは言う。

「ママタレ、シンママになっても人気は変わらないでしょう。夫の不倫、実母との裁判、3人の子どもたちのワンオペ育児と、私生活において取り繕う部分がない中で必死に生きている姿は、多くの共感を得ます」

 「ママタレ」というジャンルは共感と批判を受けながら成り立っているものかもしれない。(宮本エミ)

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宮本エミ

宮本エミ

芸能ジャーナリスト。新聞社、通信社を経て、Webメディア、週刊誌などで芸能、スポーツを中心に執筆中。

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