「VS嵐」という番組に出演しましたが、リモートの新たな挑戦をしていましたよね。「VS嵐」って、スタジオで嵐のみんなとゲストがゲームをする番組なのに、それをリモートで敢えてやってみる。その「敢えて」が大切なんだと思うんですよね。
嵐のメンバーみんなとゲームの対戦相手のあの人数をリモートでつなぐってできるのか?リモートでしかできないゲームってなんだろう?とか、そこで挑戦している番組のほうが面白いですよね。テレビって、流行を生み出すものだし、「今」を映し出すのものだから。そういう挑戦をしている番組のほうが圧倒的に面白いし、新しいことをやっているっていうのが勝ち。テレビはそうしなければいけないと思う。
だから、好感度のいいタレントをリモートで何人かつないで、安パイの外国から買ってきた動画を流しているだけの番組やったところで、テレビの今後は何もないんですよ。そんなことやっている限りはテレビは何の進化もしませんよね。もちろん、一方でそんな番組を望んでる視聴者の方々もいらっしゃいますので必要枠ではあると思いますが……。
しかし実は今やるべきことは、敢えてやっていく安パイではない、大いなる挑戦だと思います。失敗していいんだから、どうせ金もないんだし(笑)。テレビは今、危機的状況なんだから、ここでナンボでも勝負していい。敢えての勝負をして知恵絞っていかないといけないのかなぁ~なんて事をこの自粛期間に考えたりしてるおじさん中堅テレビ芸人なのでした。