僕よく言うんですけど「人生全て遊びだと思え」って。仕事で嫌だなってことがあっても、極端な話、嫌なら仕事に行かなきゃいいんです。でも、嫌でも行ったら面白いこともあるかもしれないし、遊びとしてちょっと行ってみるかって切り替える。金がない死にそうだっていうときも、これはこれでちょっと楽しむしかねぇーかっていう発想に持っていくことが“人生の修行”なのかもしれないという話にまでなったんです。
僕がそういう考えになったのは、先輩たちと付き合うようになってから。先輩たちというのは、(木梨)憲武さんとかヒロミさんとか(藤井)フミヤさんとか10歳くらい上の人たちで、この3人さんは昔からまぁ仲がいいんですよ。その方たちにくっ付いて飲みに行ったりするとこの先輩たちはみんな、何事もものすごい楽しむんですよ。
憲武さんも今をめちゃくちゃ楽しんでいて、でもコロナの自粛期間はルールは徹底的に守る。先日も僕が、「そろそろ飲みに行きましょうよ」って言ったとしても、「まだ、自粛だな!」って。そんな憲武さんは、コロナ禍で何やっているかっていうと、お菓子の箱とかの紙を切って、フェアリーズって名前を付けて妖精を作っているんですよ。それを1000体くらいですよ!(笑)事務所にズラリと並んでいて、出演するラジオでリスナーから募集もしたりして。ずーーーーっと、朝早く起きて、妖精を作っていたらしいんです。
ヒロミさんも、家族とユーチューブ撮影したり何か物作ったり、車を改造したりとまぁ、みんながステイホーム、ステイホームって、嫌になっているときに、憲武さんもヒロミさんも、みんな遊び方が上手い!
遊び方というと、全然売れてない芸人なんだけど、元巨匠の岡野(巨匠というコンビが解散したから“元”巨匠って呼んでいる)!俺のインターネット番組で岡野を中継したときに、借金まみれのヤツなんですが、ステイホームを守ってずっと家にいるわけですよ。