ゼイン、人種差別に関するメッセージを投稿「もう黙っていることはできない」
ゼイン、人種差別に関するメッセージを投稿「もう黙っていることはできない」

 現地時間2020年6月2日、ゼインがTwitterを更新し、ジョージ・フロイドの殺害が発端となった大規模な抗議運動を受けて、「自分はいかなる差別行動にも深い悲しみを感じていて、もう黙っていることはできない」と胸の内を語った。

 彼は「今起こっていることは、傷口の処置をせずに放置し、その消えることない存在に気づかぬふりをしてきた紛れもない結果だ」と述べると、「この反乱は、アメリカと世界を苦しませる人種差別、無知、傲慢さによってエスカレートした」と付け加えた。ゼインのプロフィールからは、Black Lives Matter(黒人の命は大切)運動のリンク、抗議活動のマップ、寄付に関する情報などが確認できる。

 先日、米ミネアポリスで起こった黒人男性に対する警察の蛮行を受けて、ゼインを始め、多くの著名人が声を上げている。この黒人男性ジョージ・フロイドは武装しておらず、「息ができない」と訴え続け、命乞いしたにも関わらず、白人警察官によって首を膝で9分近く押さえつけられて死亡した。