丸山茂樹氏は、全国大会の開催を発表した石川遼を称賛する。
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今シーズン唯一の海外メジャーとなる「全米プロ選手権」(8月6~9日、米カリフォルニア州サンフランシスコのTPCハーディングパーク)が迫ってきました。
テレビ東京さんで解説のお仕事をさせてもらうんですけど、僕にとって久々の解説なので、しっかりしゃべれるかな?なんて思っちゃいます。まあ、最近の選手のデータを追いかけて、準備して臨みます。
全米プロがTPCハーディングパークで開催されるのは初めてですね。僕は2005年の10月に「WGCアメリカンエキスプレス選手権」で一回だけプレーしてます。タイガー・ウッズ(44)が優勝した試合で、僕は11位でした。
とてもタフなコースという印象で、グリーンが非常にトリッキーで難しかった。それからサンフランシスコは霧が出たり晴れたりで10度ぐらい気温が違うんで、苦労しましたね。でも今回は8月の開催なので、すごくいい時期だと思います。雨もあんまりないでしょうし。
世界ランキング9位のアダム・スコット(40、オーストラリア)はPGAツアー再開後もここまで参戦してなかったんですが、全米プロには出るようです。一発目がメジャーってのも、なかなか難しいかなとは思いますけどね。
イギリスのリー・ウェストウッド(47)は「いまは『もしも』が多すぎる」というコメントをして、欠場を表明しました。アメリカでは新型コロナウイルスの感染が広がってて、とくにカリフォルニアでは厳しい数字が出てますから。致し方ないですよ。