週刊朝日 2023年1月6・13日合併号より
週刊朝日 2023年1月6・13日合併号より

【松田元太】

(1)どんどん勝手にトライしていく奴でいたいと思います。グループ最年少で、しばられるのが苦手なので、個性を出して、怖がらずに何でもやっていきたいです。(2)ダンスの先生がよく言っていたのが「まねはしないで」。受けた刺激をものにして、自分なりのストーリーを見せてほしい、他の人と同じものはいらないって言葉が印象に残ってます。「JUST DANCE!」も自分のストーリーを出したいって思いでやりました。あと、AGTを経験して、自分たちが楽しまなきゃaudienceも楽しくない、自分たちがいちばん楽しもう、って思うようになりました。(3)自分たちの活動は、ファンのみなさんがいないとできないなって。みなさんも同じメンバーのような感覚をすごく感じました。(4)Preludeっていうダンス大会があって、振り付けを担当したんです。けっこう自信あったんですけど、この大会だけ入賞できず悔しくて。でも、明確に足りないところとか、いま自分が何が得意かとかわかった気がしました。(5)俺のキックボードだけ壊れてて。スイッチが入んなかったり、のろかったりで後ろのほうにいます。MVでも「出遅れてんなー」ってわかると思います(笑)。

【松倉海斗】

(1)ギターを弾いたり作詞作曲したりカメラが趣味だったり、アーティスティックな部分があるので、Travisの中での自分の色になってんのかな。(2)マインドをオープンにすること。僕は生まれつき人見知りだし、英語も最初は全然わかんなかったけど、実際言葉を集めたら伝わるっちゃ伝わる。恥ずかしがらないでしゃべることって大切だなと。日本人の性格として、これやったらこうなっちゃうかなって先読みしてやめとくのもなくなったかな。(4)(川島「まちゅが携帯を盗まれて、“iPhoneを探す”をやったら、近くのスーパーで現地の人が押してたカートの中に入ってたんだって。返してって言ったら“No, it’s mine!”って言われたけど、あなたの待ち受けTravis Japanじゃないでしょって言って取り返してた」)。トラジャが待ち受けじゃなかったら、たぶん僕の手元になかったと思う。トラジャは命の恩人です。(5)ホワイトタイガーのモニュメントの前でのソロパートだったんですけど、最後の(フレーズの)「JUST DANCE!」で塀にバーンって乗ってかっこよく決めようと思ったら、高すぎて乗れなくて。スタッフさんにめちゃくちゃ笑われました。

(取材・構成/本誌・大谷百合絵、唐澤俊介、秦正理)

週刊朝日  2023年1月6-13日合併号

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大谷百合絵

大谷百合絵

1995年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。朝日新聞水戸総局で記者のキャリアをスタートした後、「週刊朝日」や「AERA dot.」編集部へ。“雑食系”記者として、身のまわりの「なぜ?」を追いかける。AERA dot.ポッドキャストのMC担当。

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秦正理

秦正理

ニュース週刊誌「AERA」記者。増刊「甲子園」の編集を週刊朝日時代から長年担当中。高校野球、バスケットボール、五輪など、スポーツを中心に増刊の編集にも携わっています。

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唐澤俊介

唐澤俊介

1994年、群馬県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。朝日新聞盛岡総局、「週刊朝日」を経て、「AERAdot.」編集部に。二児の父。仕事に育児にとせわしく過ごしています。政治、経済、IT(AIなど)、スポーツ、芸能など、雑多に取材しています。写真は妻が作ってくれたゴリラストラップ。

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