こう話すのは芸能リポーターの石川敏男氏だ。7月18日には俳優の三浦春馬さんがやはり、自宅でクローゼット内で自殺。9月14日には女優の芦名星さんが自宅マンションで自殺。9月20日には俳優の藤木孝さんが遺書を残して自殺した。

 新型コロナの感染拡大は芸能界を直撃し、舞台、映画撮影、コンサートなどのイベントの中止や延期が相次いでいた。

「コロナ禍での外出自粛ムードは、これまで忙しかった芸能人にとって精神的によくないのかもしれませんね。収入減や精神的な悩みを抱える芸能人も多くいる」(前出・石川氏)

 竹内さんは最後の出演映画は7月公開の「コンフィデンスマンJP プリンセス編」。亡くなった三浦さんと共演し、アイスクリームを一緒に食べる写真をインスタグラムにアップするなどしていた。映画関係者がこう話す。

「竹内さんは三浦春馬さんとも親しかったようだ。その死がショックで影響を受けたのかもしれない」

 竹内さんは05年に俳優の中村獅童さんと結婚。結婚から5カ月で長男(14)を出産したが、結婚生活は長くは続かない。06年7月、獅童の酒気帯び運転が発覚し、助手席に女性が同乗していたことが明らかになり、実際には結婚1年ほどで、竹内さんが長男を連れて家を出ていた。別居生活の後、08年2月に獅童さんとは正式離婚。結婚生活は3年で壊れた。

「離婚後も竹内さんは健気に強く、女優として生きてきたんですよ」(前出・石川氏)

 シングルマザーとして約10年間、女優業と長男の子育てを両立した。

「若いころは尖がった発言もあったが、子どもができてからは性格が丸くなり、差し入れなど現場で気遣いができる人とスタッフの評判もよかった。プライベートで長男と有名レストランを訪れた時も、目立たない奥の席に案内してもらうと丁寧にスタッフにお礼を言うなど礼儀正しい面もあったと聞いていました」(芸能評論家の三杉武さん)

次のページ
再婚し幸福の絶頂で何が…