亡くなった竹内結子さん(C)朝日新聞社
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竹内結子さんの自宅周辺に集まった報道陣(撮影/上田耕司)
竹内結子さんの自宅周辺に集まった報道陣(撮影/上田耕司)
2001年12月に週刊朝日の表紙を飾った竹内結子さん
2001年12月に週刊朝日の表紙を飾った竹内結子さん

 人気女優の竹内結子さん(40)が9月27日未明に急逝し、芸能界に激震が広がっている。

【写真】2001年12月に週刊朝日の表紙を飾った竹内結子さん

 第一発見者は夫で俳優の中林大樹さん(35)。

「26日夜、竹内さんは自宅1階で夫の大樹さんと子供たちと一家団欒で食事をしています。27日未明、2階の寝室にあるグローゼット内で竹内さんが首を吊っているのを中林さんが発見。27日午前2時ごろ、119番通報した。竹内さんは病院に救急搬送されたが、心肺停止状態で死亡が確認されました」(捜査関係者)

 9月27日午前、竹内さんの自宅周辺には40人ほどの報道陣が集まっていた。窓ガラスにスモークを張った車が出入りすると、関係者の車ではと、報道陣がカメラを向けた。自宅付近は高級住宅街。近所の会社員の男性(25)は驚いた様子でこう話した。

「2週間前、恵比寿駅前で竹内さんをお見かけしました。一人でした。バッグを持ち、食品が入った紙袋を下げていました。その時は元気そうに見えたんですが……」

 近所の40代の主婦は以前、近くのコンビニで、見かけたという。

「竹内さんが夫と長男と3人で車でやってきて、コンビニで氷を買ってました。これから、お酒でも飲むのかしらと思いました。仲睦まじい家族にしか見えませんでした。俳優の三浦春馬さんが自殺した時も衝撃でしたが、それ以上の衝撃です」

 竹内さんは 現在発売中の女性誌「LEE」10月号の表紙を飾り、同誌のインタビューで「40代という年齢に後ろ向きな気持ちはまったくなく、むしろ肩からポロポロといろんなものが落ちて、軽くなるような感覚」と話していた。
 またコロナ禍で家族と一緒に過ごす時間が増えたとも語り、「たっぷり時間があって家族と向き合って、自分の人生をもう少し大事にしてもいいんじゃないか」「40代も仕事という軸は持ちながら、家族との時間を楽しんでいきたい」と前向きに語っていた。それなのに、いったい何があったのか?

「コロナ禍で芸能界に自殺シンドローム(症候群)が生まれているのかもしれませんね」

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芸能界を襲う自殺シンドローム