「思ったことや気持ちは、愛情表現として言葉にしたいですね。もし彼女によくないとこがあれば、それも伝えるだろうし」(With 2009年11月号/19歳)
好きなタイプは昔から一貫してロングの黒髪の女性。いわゆる清楚な「女性らしさ」を求めてようだ。
「女性らしい品のある人が好きです。仕草とか、言葉遣いとか」(TOKYO1週間 2009年11月17日号/19歳)
「優しいのはもちろんなんですけど、ロマンチックな人がいい。例えば、花を見て、きれいだねって感動を共有したいです。仕事で忙しい中でも相手に会えばまた頑張れる。そんな恋愛ができればな、と思います」(週刊文春 2010年3月18日号/19歳)
とはいえ、「恋愛に対しては、まだ憧れの部分が強い」(With 2009年11月号/19歳)と自身がいうとおり、10代ではまだまだ理想を追い求めていたのかもしれない。結婚については、遠い未来と思っていたようだ。
「この人だっていう女性に出会ったら、誰に反対されようが結婚しちゃいたいと思うけど、きっとずっと先のことですね」(ポポロ 2008年9月号/18歳)
それが、高校を卒業し、俳優業に専念するようになって20歳を過ぎると、人間関係の築き方が変わってきたのだろうか。恋愛ではないが、大人になりつつある自分を自覚したこんな発言がある。
「20歳を過ぎて、母親が以前なら話さなかったような話をしてくれたりして大人扱いされるようになりました」(CREA 2011年7月号/21歳)
恋愛についても、理想を語るだけでなく、現実とのはざまで悩んでいるような節も。例えはこんな発言。
「最近、自分の恋愛パターンが分かってきたなって思うんです。こういうことで嫉妬するんだとか、こういうことされるとダメなんだとか。(中略)今は相手のことをもっと思いやれるようになりたい。まだまだ恋愛については、勉強中です」(an an 2010年9月29日号/20歳)
また、少女コミックが原作の青春映画「君に届け」に関するインタビューでは、作品の魅力について次のように話した。「僕もこうできたらいいのに」といった自身の気持ちが投影されているようだった。
「相手を思いやるがゆえに、うまくいかなかったり、すれ違ったりする場面もあるけど、それってすごくステキなこと。それに、風早(三浦春馬が演じた役)は大好きな爽子(映画の主人公)が悩んでいるとき、いつも“響く”言葉を伝えてあげられる。そこがすごくうらやましいなって思いますね(笑)」(With 2010年10月号/20歳)