

9月末に終了し、意外な真犯人や多くの謎が話題を呼んだドラマ「私たちはどうかしている」(日本テレビ)で、主役と同じくらい注目を集めたのは観月ありさ(43)だろう。老舗和菓子屋の“最恐女将”を怪演し、浜辺美波演じる主人公に執ような嫌がらせをしていびり倒す様に「女将さんの目力の強さに圧倒されます」「美しいから余計に怖い」などの声がSNS上にあふれた。
「冷静な表情と独特の命令口調が不気味ですが、そこから怒りが爆発するシーンが毎回、見ものでした。主人公の母親の形見を捨てたり、ビンタしたり、服をはぎとったり……観月さんは身長も高いので、威圧感も半端なかった。浜辺美波は情報番組で観月の演技について『迫り方が怖くて、恐怖を感じる。まくし立てる感じが怖くて圧倒される』と告白していました」(テレビ情報誌の編集者)
29年連続で連ドラ主演をしている観月にとって初のヒール役となったわけだが、新境地をひらいた彼女はプライベートでもさまざまな“変化”があったようだ。
「2015年に年商150億円といわれた建設関連会社社長と入籍し、セレブ婚として話題となりました。当時、出演したバラエティ番組で観月さんは新婚生活について『食事はお手伝いさんか、ほぼ外食』『洗濯は旦那さん』『掃除は週に1回業者が来て、自分ではほぼしない』と話していました。新婚当初はそんな生活を送っていたようですが、コロナ禍で状況が変わったようで、手料理に目覚め、自炊をするようになったと女性週刊誌で報じられていました。9月にはインスタグラムでスイカの画像をアップした際には『スイカの白い部分をお漬物にすると美味しいよ』という庶民的なタグをつけていて驚きました」(週刊誌の芸能担当記者)
インスタグラムで観月はまた、仕事が延期となったステイホーム期間に着古したTシャツでマスクを手作りしたことも明かしている(5月7日)。スポーツブランドのロゴを左端にうまく配したその出来栄えのよさに「さりげなくてセンスいい」「抽選でプレゼントしませんか」など絶賛するコメントが相次いでいた。「家事をしない女優」という印象が強かったが、コロナを機に料理や手芸に興味味を持つようになったのかもしれない。