「鬼滅」は、困窮する映画界の救世主となった。
「緊急事態宣言解除後も、全国の興行収入は前年同時期の1割~2割程度でずっと推移していた。7月に『今日から俺は!!劇場版』がヒットしたのをきっかけに映画館に徐々に人が戻り、お盆シーズンにようやく前年の半分くらいに。そんな苦しい状況のなか、先週末は対前年比約1.5倍だったんです」(前出・映画関係者)
1作品の力で、映画館を正常な状態に戻した。業界を救った作品として、映画史に語り継がれるに違いない。
(本誌・菊地武顕)
※週刊朝日オンライン限定記事