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本州各地や九州などに秋晴れをもたらした高気圧は東に離れ、日本付近には気圧の谷が接近。日中は晴れる所があるが雲が多い。低気圧や前線が近づく北海道と九州、四国は夕方から夜にかけて雨。局地的に雷を伴う不安定な天気に。

きょうの天気 秋晴れ ちょっと秋休み

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きょう6日(金曜日)は、本州付近を覆っている大きな高気圧が、日中は中心を東に移し、夜には日本のはるか東に移動する見込みです。かわって北海道付近には夜にかけて前線と低気圧が近づき、九州には前線が近づく予想です。

このため、秋晴れが続いた所でも晴天は、ひと休みするようになるでしょう。

東北や関東から近畿、中国地方にかけて、日中は晴れる所もありますが、雲が多い一日になる見込みです。東北では朝は雨が降る所がありますが、日中はやむでしょう。

九州や四国では、朝から曇り空になる所が多く、日中は所々で晴れ間がありますが、夕方から夜には前線の影響で雨が降るようになる見込みです。前線に近い鹿児島県では、夜は雷を伴ってバケツをひっくり返した時のような激しい雨の降ることがありそうです。沖縄では、晴れる所がありますが、前線に向かって湿った空気が流れ込む影響で、急な雨が降る所がありそうです。

北海道は、東部を中心に晴れ間がありますが、雲が広がりやすいでしょう。北部や日本海側では、夕方から夜にかけて雨が降り、局地的にカミナリを伴う見込みです。

曇り空や雨の範囲は、あす7日(土曜日)には全国に広がりそうです。

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那覇 12年ぶりに11月の真夏日か

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きょう6日(金曜日)の気温は、全国的に平年並みか高く、沖縄では9月並み、北海道や東北、九州を中心に10月並みの所が多くなりそうです。

今週は、北国から初雪や初霜など冬の便りが相次いで届いたり、今シーズン初の真冬日が観測されたり、西日本でも初の冬日が観測されるなど、秋が数歩前進しましたが、きょうは一歩後退です。

北海道は、15℃前後の所が多いでしょう。きのうより5℃くらい高く、各地で10月並み、根室は10月上旬並みの予想です。

東北は18℃前後で、こちらも、きのうより高い所が多くなるでしょう。

関東甲信から東海、北陸、近畿、中国、四国では、18℃から20℃前後の所が多いでしょう。きのうと同じか高めの所が多くなりそうです。

九州は、22℃前後の所が多く、奄美地方では25℃の夏日になる所がありそうです。

あすは7日は立冬で、暦の上では冬の始まりですが、沖縄は30℃前後の予想。真夏日になるかもしれません。各地で、きのうよりも4℃前後高く、9月並みの気温です。

那覇市で30℃以上の真夏日になると、11月としては2008年以来12年ぶりのことになります。この2008年11月は3日連続の真夏日で、6日に30.2℃、7日に30.8℃、8日に30.0℃を観測していました。(日本気象協会調べ)