<両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく>など、秋篠宮ご夫妻や両陛下と上皇ご夫妻に触れたくだりがあることから、「結婚への許しを得た」という見方もあるが、宮内庁OBの山下晋司さんは否定的だ。

「秋篠宮同妃両殿下は、あくまで『お気持ちの公表』に同意されたということでしょう。結婚への同意は別の話であり、混同すべきではありません」

 一方で、大半のひとは、こう受け止めたのではないだろうか。

「秋篠宮両殿下が反対しても私たちは結婚するという、強い意思表示だと感じました」(別の宮内庁OB)

 気になるのは、小室さん親子が抱える400万円を超える金銭トラブルが、解決にはほど遠い状況にあることだ。

<様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております>

 眞子さまも、「お気持ち」の中でこう簡潔に触れたのみだ。小室さんサイドは、金銭問題は解決済みとの姿勢を崩さず、解決に向けた新たな進展はない。

「むろん小室さんからも、弁護士からも新たな説明も連絡も一切ありません。貸したお金は返してもらいたいという意思は変わりません」(元婚約者の代理人を務める男性)

 眞子さまと小室さんが結婚への思いを貫くならば、トラブルを「なかったこと」にはしてほしくない。

(本誌・永井貴子)

※週刊朝日11月27日号より抜粋