これまで腎がんの手術は、脇腹を20センチほど切開する、開腹手術による根治的腎摘除術(全摘)が主流だった。しかし、現在ではまだ先進医療や保険の認可は降りていないが、腎がんの部分切除ではロボットによる腹腔鏡下(ふくくうきょうか)手術が有用だという。この方法の第一人者であり、腎移植も手がける、神戸大学泌尿器科診療科長の藤澤正人医師(同大教授)に聞いた。

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