「宮家を創るとなると、女性皇族皇室にとどまるわけですから配偶者の男性を一般人と同じには扱いにくいですよね。配偶者も宮家の一員となるのです。対して、皇女の場合は、女性皇族は結婚を機に皇籍を離脱する。もちろんその配偶者は一般人のままとなります。皇室での活動を担うのは皇女だけになります」(皇室ジャーナリスト)

 想像してみてほしい。仮に眞子さまが小室圭さんとご結婚したとして、その時点で女性宮家が創設されていたならば、小室さんの扱いはどうなるのだろうか。対して、皇女の場合は、どうなるのか……。

 眞子さまと小室圭さんのご結婚に関しては、秋篠宮さまは2018年11月の誕生日会見で「多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ、納采の儀を行うことはできません」と明言。それから2年近く経つが、小室さんは米国に留学中で、国民の多くは内心、不安と心配を募らせていた。そんな中での、眞子さまの「お気持ち」の発表。国民は眞子さまの強い言葉に驚き、戸惑ったことだろう。

 セレブウォッチャーの辛酸なめこさんも「お気持ち」を複雑な気持ちで読んだ一人だ。女性宮家について意見を求めると、国民の気持ちを代弁するかのように次のように答えた。

「眞子さまには幸せになってほしいと思っています。女性宮家そのものの是非は別として、いまの国民の率直な気持ちとしては、『小室さま』と呼ぶことには抵抗がある気がします。お金の問題以外にも、週刊誌に掲載された、学生時代に刺激的なポーズで羽目を外した写真がよぎってしまいます。それらを帳消しにする何かポジティブな話題があればいいのですが……」

 しかしながら、眞子さまは秋篠宮皇嗣殿下の長女であり、上皇・上皇皇后両陛下の初孫でもあり、将来の天皇の悠仁さまの姉でもある。また、眞子さまは内親王として公務で十分な役割を果たされてきたことはいうまでもない。

 前出の皇室ジャーナリストは明かす。

「こうしたことは、政府のほうも考えていると思います。眞子さまのお立場と、ご結婚に対する国民感情を踏まえたうえでの皇女の検討でしょう」

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