
日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」発のガールズグループNiziUは、デビュー前にもかかわらず紅白歌合戦に出場が決定した。彼女たちを読み解くカギは、「自分らしく」「心から楽しむ」だ。AERA 2020年12月7日号から。
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プレデビューとして今年6月に配信限定リリースされたデジタルミニアルバム「Make you happy」は、オリコンチャートを席巻し、キュートな縄跳びダンスが話題になった。NiziUは日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」(通称、虹プロ)発のガールズグループだ。最終選考を控え韓国に渡ってから約1年、メンバーは韓国で共同生活を送り、デビュー準備に励んできた。
リオ:実力を高めるため、ボーカルやダンスレッスンをしたり、韓国語も習ったりしていました。
マヤ:レッスン中心の生活でしたが、外出自粛前はメンバーと遊園地に行ったり、買いものに行ったり、息抜きもしました。
アヤカ:韓国にも日本のパン屋さんがあって、焼きそばパンを食べたり。
ニナ:かわいいカフェを見つけて行ってみたりもしました。チョコレートが有名なカフェがあって、チョコ好きのマコちゃんが「どうしても見つけたい」というので、リマちゃんと3人で、20分くらい探し歩いてやっと見つけました。
マユカ:合宿所では、みんなで映画を観たりもします。ホラー映画を観ているのを知らずにリビングに行って、「わあ!」みたいなこともありました(笑)。
マヤ:私、ホラー映画が大好きなんです。えへへ。
■挨拶は完璧に揃えたい
マコ:マヤとリオ、私は料理もします。マヤが「マコちゃんはこれやって」「リオちゃんはこれ」と、てきぱきと指示をくれて、最後は味のチェックまでしてくれるんです。マヤちゃんのおかげでレパートリーがどんどん増えています。最近はトッポッキを作りました。コチュジャンの他に、ケチャップとはちみつを入れるのが、NiziU流です。
リク:私を含め、そのほかのメンバーは食器洗い係です。食べるだけでは申し訳ないので。