「ずっと木村さんに憧れている」と話す元木さん(撮影/写真部・張 溢文)
「ずっと木村さんに憧れている」と話す元木さん(撮影/写真部・張 溢文)
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高校生時代の元木さん(提供)
高校生時代の元木さん(提供)

『BG~身辺警護人~』バージョン(撮影/写真部・張 溢文)
『BG~身辺警護人~』バージョン(撮影/写真部・張 溢文)

 元SMAP・木村拓哉(47)の顔モノマネで人気の芸人・元木敦士さん(37)。高校時代から”キムタク”になるべく努力を続けたかいあって、いまでは「クオリティー高すぎ」「拓哉くんかと思った」と、本家キムタクファンからも支持されている。そんな元木さんが先日、美容クリニックで施術を受けたという。過去には「美容クリニックへ通い続けた時期があった」と話す元木さん。その悩みとは? 話を聞いた。

【写真】高校時代の元木さん、『BG~身辺警護人~』バージョンこちら

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―過去に美容クリニックへ通っていた理由を教えてください。

17歳ごろからニキビ肌に悩むようになり、常に顔中がニキビだらけでした。毎朝起きるとシーツに血の跡が付いていて、まさに「血で枕を濡らす」状態でした。ドラマ「ロングバケーション」で観て憧れた木村さんは、肌がすごくキレイでまるで発光しているようでした。そんな木村さんに近づきたくて、学校の授業中も外を歩くときも、人目をはばからずニキビ用クリームを塗って顔が真っ白になっていました。それぐらい毎日悩んでいたんです。

20歳でお笑い芸人を目指して上京した時、お笑い以外の可能性も模索しようと演技教室に通ったのですが、そこの講師にいきなり「君の肌じゃテレビに出られない」と言われたんです。すごくショックを受けて、その言葉をきっかけに「肌をなんとか直したい」と美容クリニックに通い出しました。当時はテレビに出ている人で「肌が荒れている人」なんて皆無でしたし、「肌が汚い」は笑いにさえ変えられない壁だったんです。

―かかった費用も相当なものと聞きました。どのような治療を受けたのですか。

ニキビとケロイド化したニキビ跡をキレイにするために、始めは大手エステサロンでレーザー治療を受けました。1回7万の治療を何度も。当時バイト生活をしていた僕にとっては大きい金額でしたが、「それでもテレビに出られるなら」「木村さんに近づけるなら」と思い切りました。カウンセリングで医師に相談した際は「治りますよ」とケロッと言われて始めたものの、なかなか効果は感じられませんでした。通うたびに「良くなってますね~」とおだてられましたが、一向に改善しない。毎日の食費を切り詰めて通うのは苦しかったです。10回目の治療が終わってやっと「効果が出ていないと思いますが…」と相談したら、「個人差があるので」と言われて、心が折れてしまいました。

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