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群馬県や新潟県を中心に記録的な大雪となっていますが、すでに大雪となっている所を含め、あすにかけてさらに積雪が増えるおそれがあります。また、年末年始にかけても再び冬将軍が南下してくる可能性があり、早めの雪への備えが大切です。

日曜日にかけて雪が強まる

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日本付近は再び、冬型の気圧配置が強まっています。あす(20日)にかけて、北陸や東北・北海道の日本海側や山沿い、群馬県などの関東北部の山沿いを中心に雪が強まる見込みです。

すでに群馬県や新潟県などで記録的な大雪となっている所がありますが、これらの地域を含め、積雪がさらに増えるおそれがあります。

また、西よりの風が強まるため、東北や北海道ではふぶく所もある見込みです。

大雪による交通への影響や、雪崩、落雪などに警戒・注意が必要です。

一連の大雪の原因は

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群馬県や新潟県などの記録的な大雪の原因としては、日本付近にこの時期としては強い寒気が流れ込んだことに加え、日本海の海面水温が平年よりも高く、雪雲が発達したためと思われます。

身近な例だと、露天風呂などでは気温が低いほど、水面からより多くの湯気が上がりますが、日本海でも暖かい海面に冷たい空気が流れ込み、雪雲がより発達しやすい状態となったと考えられます。

まだ初冬で海面水温が高い状態ですので、強い寒気が襲来すると、再び大雪となりやすい状況であるといえます。

年末年始かけても大雪に注意

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気象庁が先日17日に発表した1か月予報をみると、北陸や、東北と北海道の日本海側では、1月中旬にかけての雪の降る量が平年よりも多くなると予想されています。

特に、年末年始にかけて、東北や北海道には寒気が流れ込みやすい予想で、このタイミングで再び大雪となるおそれがあります。

冬はまだ始まったばかりですが、ここ数年の冬とは違い、雪への備えを早め早めに行ったほうがよさそうです。