とはいえ、外野の思惑をよそに、本人たちはライバル視どころか、意識もしてないという。NHKにとってみれば2人とも大事なアナウンサーだけに、気を使うのも当然か。

 そんな和久田アナだが、来年はさらなる大役を任せられることが内定している。

「延期となった東京オリンピック関連番組のスタジオキャスターを担当する予定です。開閉式にも絡む大役で、アナウンサーとしてはこれ以上ない名誉なこと。延期となる前は、嵐の相手役としてオリンピック特番でも司会を担当していましたが、そのまま横滑りは既定路線だったようです。シドニーオリンピックでキャスターを務めた有働由美子アナがその後出世したように、無事に大役を務めれば将来的にはエグゼクティブアナウンサーへの道が開ける可能性もあります」(前出・NHK職員)

 ニュース番組で見せるはつらつとした姿は、ショートカットのせいでなく、仕事ぶりに裏打ちされた自信の表れなのかもしれない。(島本拓)

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