“こいつ、怪しい、何者だ?”って思われたほうがいいんだとも美輪さんはおっしゃってくださいました。その言葉は今も心の残っていて、2021年も“竹山って、なんなん?”言われて大正解! “竹山って芸人辞めてるでしょ?”とか“コメンテーターでしょ”とか“バラエティもまだ出てんの?”などなど多種多様に言われまくるというのが理想ですよね。そんなに上のほうには名前もあがらないけど、どこの分野でも5番目か6番目にいるというのがいいですよね。秀でてないけど“あれ? こんなところにも竹山いる”っていう(笑)。“待て待て、こいつなんだ??”ってね。
美輪さんからいただいたこの言葉で気が楽になりましたよね。“そうか! 決めなくていいんだ!”ってね。やりたいことバンバンやればいいんだって。もちろん色々なことをやって中途半端に顔出すだけではダメで、ひとつひとつ、他人に見せられるくらいまではやらないと商売にはならない。2021年、初心に戻るじゃないけど、いつも“今年どう生きようかな”と思ったときに美輪さんの言葉を振り返り、身にしみますよね。
2021年、細木数子さん風に言うと僕は大殺界なので(笑)。だから、あんまり暴れないように、地味~に頑張ろうと思います!
■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ。オンラインサロン「竹山報道局」は、ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録